はじめに
NFTの世界に足を踏み入れた方も多いでしょう。OpenSeaはNFTの購入や売買だけでなく、NFTの送受信も可能です。本記事では、OpenSeaでNFTを送る方法について、詳しくご紹介します。初心者の方でも安心して理解できるよう、わかりやすく解説しています。
OpenSeaでNFTを送る基本的な手順
OpenSeaでNFTを送る手順は比較的簡単です。まずは基本的な手順を押さえましょう。
送付先アドレスの入手
NFTを送る際の第一歩は、送付先のウォレットアドレスを入手することです。相手に直接ウォレットアドレスを教えてもらうのが一番手っ取り早い方法です。アドレスの入力ミスに注意しましょう。
ウォレットアドレスは、相手のOpenSeaプロフィールページに記載されている場合もあります。アドレスはコピー&ペーストまたはQRコードでスキャンするのがおすすめです。
NFTの作品ページを開く
次に、OpenSeaで送りたいNFTの作品ページを開きます。自分の保有しているNFTであれば、プロフィールページから簡単にアクセスできます。
作品ページを開いたら、「Transfer」ボタンをクリックします。ここから送付の手順に入ります。
ガス代の確認と送付完了
送付先のウォレットアドレスを入力すると、ガス代が表示されます。ガス代は時間帯によって変動するので、高額だと感じたら別の時間に送付するのがおすすめです。
ガス代を確認して問題なければ、「Transfer」をクリックすると送付が完了します。MetaMaskのポップアップで最終確認ができるので、ダブルチェックをしましょう。
1枚ずつ送る、まとめて送るなど送付のバリエーション
OpenSeaでは、NFTを1枚ずつ送ることも、複数の作品をまとめて送ることも可能です。それぞれの送付方法を見ていきましょう。
1枚ずつ送る
NFTを1枚ずつ送る場合は、作品ページで「Transfer」ボタンを押し、送付先のウォレットアドレスを入力します。ガス代を確認して問題なければ「Transfer」をクリックすれば送付完了です。
この方法はシンプルで分かりやすいですが、NFTを1枚ずつ送らなければならないので手間がかかります。NFTを少しずつ送付したい場合に適しています。
複数のNFTをまとめて送る
複数のNFTを一括で送る場合は、自分のコレクションページから該当作品を選択し、送付先のウォレットアドレスを入力します。その後、「Transfer ◯◯ items」のようなボタンが表示されるので、それをクリックすれば送付が完了します。
まとめて送れるので手間が省けますが、コレクションごとにアプルーブ手数料がかかるという注意点があります。多数のNFTを送る際は、この方法がおすすめです。
NFTの受け取り方
NFTを受け取る際は、自分のウォレットアドレスを相手に伝えるだけで大丈夫です。MetaMaskのプロフィールページにある「アカウント詳細」から、ウォレットアドレスをコピーできます。
受け取ったNFTの確認方法
相手からNFTが送られてきたら、自分のOpenSeaプロフィールページやMetaMaskウォレットで確認できます。OpenSeaでは「Hidden」フォルダにあることがあるので、そちらもチェックしましょう。
NFTが見つからない場合は、ネットワークの混雑などが原因の可能性があります。しばらく待ってから再度確認を行うことをおすすめします。
NFTの安全な保管
高額なNFTは、できればメタマスクではなくレジャーナノなどのハードウェアウォレットに保管するのが賢明です。セキュリティが高く、ハッキングの心配がありません。
ただし、ハードウェアウォレットへの送信はPCからのみ可能です。手順をしっかりと確認し、ミスのないよう気をつけましょう。
NFTを送る際の注意点
OpenSeaでNFTを送る際は、いくつかの注意点があります。気をつけることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
ウォレットアドレスの確認
ウォレットアドレスの間違いは、NFTを取り返せなくなってしまう可能性があります。コピー&ペーストやQRコードを活用し、必ず複数回確認を行いましょう。
また、アドレスを直接入力する際は、スマホのスクリーンタイムで入力する等の工夫をするのも良いでしょう。入力ミスはNFTを失う大きな原因になります。
ガス代の変動に注意
NFTの送付には一定のガス代がかかります。ガス代は時間帯によって変動するので、高額の場合は別の時間に送付を行うことをおすすめします。OpenSeaの推奨ガス代を参考に、最適なタイミングを見計らいましょう。
ただし、ガス代が高額でも急いでNFTを送らなければならない場合もあるかもしれません。状況に応じて柔軟に判断することが大切です。
NFTの分散保管
NFTの盗難を防ぐためにも、NFTを一箇所に集中させず、別のウォレットに分散して保管するのが賢明です。OpenSeaの機能を活用すれば、NFTをカンタンに移動できます。
例えば、コレクション用、売買用、受賞作品用などと用途別にウォレットを分けておくと、管理がしやすくなります。大切なNFTはハードウェアウォレットに保管するなど、工夫が大切です。
まとめ
OpenSeaでNFTを送る手順は、意外と簡単でした。経験を重ねれば誰でもスムーズに操作できるようになります。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
- 送付先のウォレットアドレスを間違えないよう注意する
- 1枚ずつ送るか、まとめて送るかを選択する
- ガス代の変動に気をつける
- NFTは分散保管が賢明
- 高額なNFTはハードウェアウォレットに保管する
この記事を参考に、NFTをしっかりと管理していきましょう。わからないことがあれば、OpenSeaの公式ヘルプや専門家に相談するのがおすすめです。NFTの世界を安全に楽しめるよう、今後も知識を深めていきましょう。
よくある質問
OpenSeaでNFTを送る際にはどのような注意点がありますか?
p. ウォレットアドレスの間違いには十分気をつける必要があります。また、ガス代の変動にも注意し、状況に応じて送付のタイミングを調整することが重要です。NFTを分散保管するのも、盗難防止の観点から賢明な対策です。
OpenSeaでNFTを受け取る方法はどうすればよいですか?
p. NFTを受け取るには、自分のウォレットアドレスを相手に伝えるだけで大丈夫です。MetaMaskのプロフィールページから簡単にアドレスをコピーできます。受け取ったNFTは、OpenSeaのプロフィールページやMetaMaskウォレットで確認できます。
NFTを1枚ずつ送るか、まとめて送るかどちらがよいですか?
p. 1枚ずつ送る方法はシンプルですが手間がかかります。一方で、まとめて送る場合はコレクション単位でアプルーブ手数料がかかるという注意点があります。送付する NFTの数量や用途によって、適切な方法を選択することが重要です。
高額なNFTはどのように保管するのがよいですか?
p. 高額なNFTは、セキュリティの高いハードウェアウォレットに保管するのが賢明です。メタマスクなどのソフトウェアウォレットに比べ、ハードウェアウォレットはハッキングの心配が少ないです。ただし、ハードウェアウォレットへの送信はPCからのみ可能なので、手順に十分注意が必要です。
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